2013-01-01から1年間の記事一覧

結婚の実相

去年翻訳した話で、どれだったか憶えていないのですが、ターン・プッタタートが「現代の人は家に喜ばせる女性を置いて、それを体良く妻と呼びます」と言っているのがありました。師の話にはいつでもハッとするような部分がありますが、これを読んだ時、改め…

釈尊は空海の師

慧能の「壇経」を読んだ時、教祖の名前が「仏(当初は一字でブッダと読みました)」だったので、仏教がインドから中国に伝わった時、仏教の教祖は、当然ですが仏(仏陀)であったことが分かりました。それで機会を見つけて、何人かの中国と韓国の人に仏教の…

なぜ生まれたのかを知らず、賢いという勿れ

ある方から「ターン・プッタタートのこういう内容の話はありませんか」と問い合わせをいただいて、「仕事はタンマの実践」を紹介したついでに、久しぶりに読んでみました。自分のお寺の弟子に話した菩薩日の説教(戒に関しての)です。そこで瞑想について、…

いつか恋する君のために

「花は咲く」という東北地震の復興支援曲があります。「花は、花は、花は咲く。いつか生まれる君のために。花は、花は、花は咲く、私は何を残しただろう」というリフレインの最後は、「花は、花は、花は咲く。いつか恋する君のために」で終わっています。 子…

タンマサラナ

私は「帰依」という言葉があまり好きではありませんでした。「信仰すること」「信じて従うこと」というイメージが強く、キリスト教やイスラム教や大乗仏教などの信仰を基本とする宗教の、信仰誓約の言葉のように感じていたからです。 そんなわけで、「明るく…