安倍さんとトランプさんは両班(リャンバン)だった?

連日のニュースや関連番組を観ていると、自民党の多数の人と、自民党から分れた党の一部の国会議員が、旧統一教会と関係がある訳が見えてきました。毎度のことですが過去生の話で、目で見える根拠はありませんが、目に見えない物を見る目で見ると、面白い物が見えてきました。

 

韓国の歴史ドラマをご覧になった方は場面を思い浮かべることができると思います。私は「チャングムの誓い」と「イ・サン」を見ましたが、当時の(朝鮮の)官僚は老論派と少論派に分かれていて、二つの派のボスである官僚は、一人でも多くの官僚を自分の派に取り入れるために、多くの時間と知恵と財産を使って朝廷内での権力を目指し、権力を握れば、私利私欲を欲しいままにする以外に、その先の目標は無いように見えました。官僚のほとんどは両班と呼ばれる貴族階層です。

 

国王なら良い国にする、あるいは自分の望む統治を実現する努力をしますが、官僚は朝廷で権力を持つ以上に大きな目標は無いように見えました。だから二つのドラマに出て来る大物官僚、あるいは党派の長は、手にした権力で自分と、自分の家族、親族の物質的、金銭的利益の追求に尽力します。また嫁いだ娘も、婚家の発展と同じくらい、あるいはそれ以上に生家の発展のために尽くします。

 

現代の日本人から見るとやりたい放題で、却ってコミカルに、強調のし過ぎに見えました。しかし安倍晋三元総理大臣の桜を見る会や森掛問題などを見ると、あるいは人を「敵か味方か」で見る見方は、本当に韓国歴史ドラマの中の大物官僚とよく似ていました。安倍元総理は外交が得意でしたが、韓国歴史ドラマの中の党派の長も、夜は妓生(芸妓)のいる店でいろんな人物と酒宴をし、党派の権力の拡大を図っていました。

 

統一教会と関連がある議員の数が驚くほど多いのは、すっと昔の過去生で朝鮮王朝の官僚であったことがある人が、今日本人に生まれていることが多いのではないかと感じました。安倍さんは朝鮮の朝廷を牛耳っていた大物官僚か何かで、文鮮明は国王か大学者などの大人物で、誰でも「従わなければならない」と感じる関係だったのではないでしょうか。

 

トランプさんが大統領選で当選した時、まだ大統領に就任する前に、待ちきれずに安倍さんが私邸に駈けつけています。二人並んで写真に納まる時、安倍さんの顔が紅潮していて、外交でなく、安倍さんにとって私的な、心からの喜びなのかもしれないと感じたことがあります。

 

政敵に弱みを突かれた時、直接論点について説明しないで、相手が嘘を言っていると言い、子どもの屁理屈のようなことを本気で言って逃げようとする二人の思考の仕方、論理、論法はよく似ています。そして他の政治家ではあまり聞いたことがありません。初めは変わった人だと感じましたが、この二人と同じような思考や論法は、政治的な問題やスポーツの審判など話の、国や国民反応を見ると、現代の韓国社会にもまだあるように感じます。

 

武士、あるいは過去世で何代も武士だったことがある人は、妻となる女性に、家政を取り仕切る才能のある人を求めますが、両班、あるいは過去世で何代も両班だった人は、妻になる女性に「自分にとって可愛い」ことを重要視するように見えます。安部さんもトランプさんも、好みの女性のタイプが似ています。

 

私は、現生で外国へ行く機会のある人は、過去世で生きたことがある国へ行く機会が必ずあると見ていますが、安部さんもトランプさんも朝鮮半島へ行ったことがあります。

 

今の政府や国会に、筋の通ったサムライらしさを感じさせる人がほとんどいなくなったように感じるのは、かつて朝鮮の朝廷の官僚だった人が、日韓併合などの後から日本に生まれて来るようになり、国会の多数を占めるようになったからかも知れません。