2022-01-01から1年間の記事一覧

ワールドカップで注目されている日本文化は仏教文化

ネットニュースを見ると、サッカーのワールドカップで、試合の内容だけでなく、選手や監督やサポーターなど、日本人、あるいは日本の文化が称賛されているようです。それらを読んで悪い気はしませんが、嬉しくも誇らしくも感じないのは、それも日本文化だか…

こんな本が欲しかった「アリヤシーラダンマ(聖人の道徳)」

半年ぶりに「アリヤシーラダンマ」を公開しました。今回は道徳の話です。 江戸時代にはブッダの仏教文化で完璧な道徳のある国だった日本も、幕末から西洋との関りができ、通訳として中国人が港町に住むようになり、西洋の物質文化を真似ると同時に西洋的なマ…

安倍さんとトランプさんは両班(リャンバン)だった?

連日のニュースや関連番組を観ていると、自民党の多数の人と、自民党から分れた党の一部の国会議員が、旧統一教会と関係がある訳が見えてきました。毎度のことですが過去生の話で、目で見える根拠はありませんが、目に見えない物を見る目で見ると、面白い物…

幸運を期待しない説法

「阿羅漢の足跡を追って」の序章に、次のような文章があります。 「ブッダは五欲が完璧な王位を捨て、世界の先生の地位に就かれました。説法から見返りや報酬を望まれるなら、王位を捨てず、その地位に就きます。その時のことについて述べたパーリでは、ブッ…

カルト教団に入ってしまう業

旧統一教会が話題になっているので、どういう人がそのような教団に入るのか、カルト団体の餌食になる原因であるカンマは何かを知りたいと思いました。山上容疑者の母親の生年月日が分かるはずもないので、会員、あるいは会員であったことがあるとネットで公…

アパーヤムッカと最近の世界

ブッダの仏教にはアパーヤムッカという言葉があります。富田竹次郎編の「タイ日辞典」には「破滅の原因」「悪趣への道」とあるので、日本の仏教には、一語で足りる簡略な訳語はないようです。だから、そのような概念は日本に入って来なかったのかも知れませ…

翻訳裏話

「阿羅漢の後を追って」を公開した機会に、翻訳の仕事の流れを書いてみたいと思います。 初めに何を訳すか決めると、初めからだらだらと翻訳します。内容が全部理解できれば楽しく、仕事もはかどりますが、話の流れとして意味が良く分からない時は楽しくなく…

阿羅漢の足跡を追って

最後の翻訳作品を更新してから、二年ぶりに新作を更新しました。体調は一進一退の状態が続いていますが、体力が六十歳代の時よりも衰え、気力もあまりないので、気ままに過去の作品を読み、何か書きたくなったら書く生活でも良いかと考えることもありました…

車寅次郎は何が辛いのか

プッタタートプッタタート師が「ブッダダンマ」の中の「静かさはブッダダンマ」という話で、「ブッダは、静かさ以外に幸福はないと言われている。人(動物)は誰でも静かさを愛している。戦争も静かになるための足掻き」という趣旨の話をしています。これに…

朝方の危機

最低気温が真冬並みの日が続いた先週のある朝、明け方にトイレに目が覚めて、いつものようにトイレに行き、用を足して、ペーパーを巻き取ったことまでは憶えているのですが、気が付いたら座椅子に寝ているような姿勢で(我が家には座椅子はありません)、怪…

積もり積もった妄語の結果

ウクライナがこれからどうなってしまうのか、世界が注目していますが、誰にも分かりません。香港が中国に返還されて、しばらくは英国統治時代と同じ自由がありましたが、次第に中国の干渉が強まり、やがて本国と一体になるように見えます。 英国が統治してい…

女性の話

オリンピック組織委員会会長だった森喜朗元総理が「女性がたくさん入っている理事会は時間が掛かる」と発言して問題になったことがありました。男性女性と括られると多少乱暴な気はしますが、一般的に、それは事実を言っていると思います。女性の多くは話が…

過去生ジグソーパズル

私は、自分の「過去生の記憶」と言えるものはありません。占星学を学んだ時、土星や月やドラゴンテールが過去生を表していると知り、興味を持ちました。ブッダの仏教を知ると、本気で興味を持ちましたが、過去生の記憶が残っている幼年期、少年期ではないの…

タイのテレビCM

ユーチューブを見ていたら、自動的にたくさんの動画を提示して来た中に、これから紹介する動画がありました。最近見出しに使われている「感動」は少しも感動する物ではないので関心はありませんでしたが、久しぶりにタイ語を聞こうと思って見ると、本当に感…

大家族で暮らせば、今ある問題はすべて解決する

一人暮らしの老人、中年、あるいは若い人でも、亡くなった後何日も、何カ月も発見されない問題は、親と子と孫の大家族なら防ぐことができます。保育園の待機児童の問題も、大家族ならあまり生じません。子供の貧困、食事が食べられない問題も、大家族で手が…