大家族で暮らせば、今ある問題はすべて解決する

一人暮らしの老人、中年、あるいは若い人でも、亡くなった後何日も、何カ月も発見されない問題は、親と子と孫の大家族なら防ぐことができます。保育園の待機児童の問題も、大家族ならあまり生じません。子供の貧困、食事が食べられない問題も、大家族で手があれば、安い材料をまとめて買い、手を掛けることで、同じ食費なら、小家族より質の良い食事ができます。風呂は一度沸かして何人も入れるので、冷暖房も、一室を何人もで使うことで、住居費や光熱費などは、一人暮らしや核家族より、一人当たりの額は少なくて済みます。

 

両親や保護者が忙しくて、問題を抱えた子の気持ちを思いやれない問題も、大家族なら、祖父母や独身の叔父叔母が聞いてやることもできるので、青少年が相応しくないSNSに関わって事件に巻き込まれることや、自殺問題も減少します。する事がなく、話し相手がいない寂しい老人もいなくなり、寂しさが原因で犯罪を起こす、あるいは自殺する老人もいなくなります。

 

大家族なら、誰かが病気になっても、転勤になっても、死亡しても、家でペットを飼い続けられるので、捨て犬、捨て猫、処分される犬猫の問題もなくなります。大家族なら、複数の収入源があるので、誰かが長期の入院をしても助け合うことができ、すぐに生活苦になりません。

 

大家族なら、働き盛りの人が自家用車で買い物ができるので、過疎地や都会の中の老人の買い物困難もなくなります。大家族なら、困ったことが起きても、誰かが助けてくれるので、日頃から安心があります。誰かに助けてもらう代わりに、誰かを助けなければならない場合も良くあるので、その業の報いで、家の外で問題が起きても、助け船が来ます。大家族なら助け合うことは当たり前になり、身勝手な考えが改まります。

 

大家族なら介護の問題も、複数の人が交代で、あるいは分担して関わることができ、誰か一人に過重な負担になりません。年を取っても家族の一員として役割がある生活の中では呆ける暇もないので、認知症自体が減るかもしれません。まして青少年が親の介護をしなければならない若年介護者の問題もありません。

 

小家族の場合、家庭内の正誤の比率が一対一では力不足で、誤った見解が勝つこともあります。しかし家族の中に一人誤った見解の人がいても、正しい見解の人たちが多数なら、協力して改めさせることもできます。だから離婚の問題なども、減るかも知れません。

 

離婚しても、子は家の子として育てるので、再婚相手に虐められる問題、再婚相手に迎合して虐める問題は減ります。親や兄弟と同居しなければならないなら、火遊びのような結婚、再婚も減るかもしれません。

 

こうした社会の問題が激減すれば、税金はもっと良い使い方ができ、国民一人当たり841万円もある国の借金も、減らせるかもしれません。